注文住宅はパートナー次第

注文住宅に満足している人と失敗した人、それは人それぞれですが、よくある不満をまとめていきます。
①予算の関係でキャンペーンに申し込み、規格型で即決したが、住んでみると使い勝手が悪く、もっとじっくり間取りを検討するべきだった。
※予算重視の場合は、どうしても不満が残るものかとは思いますが、そこは予算と住み心地を天秤にかけて、これくらいの予算でこれくらいの家に住めるなら満足というバランス感覚をしっかり持つことが大切です。そしてもっと大切なことは、こういう言事例を営業マンに言われたときに自信を持って跳ね返す価値観、考えを構築していくことが大切です。あとになって何十年とローンを払うのは建築主の方なのですから。

②建築地の事前調査不足で入居後反省することが多かった。風の流れ、日当たり、結露、隣家に対する配慮など。
③思い描いていたイメージと異なり、内装、インテリア、外観デザインも不満足。
④車庫スペースが窮屈で、敷地に対する建物の配置をじっくり打ち合わせすべきだった。
⑤将来の増改築もあらかじめ計画しておくべきだった。敷地の関係で平屋増築が困難で2階を増床するとかなり割高になることが後で知らされた。
ところで、よい注文住宅とはどんな家なのでしょうか。いい家づくりとは、家づくりのパートナーが建主の期待した価値を超える価値を提供することです。だから、パートナーは外観衣装や機能的な間取り、そして生活の安全性や快適性を考慮し、建築主のイメージに合った暮らし方をプロの立場で建主に提供しなければなりません。そのためには、お互いが本音で打ち合わせをする必要があります。


建築現場でパートナーの実力がわかる

建築現場を見れば現場監督の実力も会社のモラルもすべて理解できます。現場の美化整頓、安全対策、近隣への配慮などが行き届き、職人さんの対応がよければ合格です。職人さんに、この会社で何年くらい仕事をしていますか?、と聞くと定着の職人さんかどうかわかります。3年以上同じ会社の仕事を請けているならまず安心のようです。


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